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総合球技場は小瀬に 山梨県が方針 リニア駅南案は「自由度狭める」

7/11(火) 7:55配信

産経新聞

 県は10日までに、甲府市内に整備する総合球技場の建設地を小瀬スポーツ公園周辺(小瀬町)とする方針を決めた。後藤斎知事が今月中に、同公園と平成39年開業予定のリニア中央新幹線の新駅南側のいずれかに決めると表明していた。

 県は先週末から、関係者への説明で示している「検討結果」で、リニア駅南側は「にぎわいの創出や産業振興などの自由度が狭められる」と強調。後藤知事も6月議会の代表質問に、同様の答弁を行った。

 用地取得費も、リニア駅南側は小瀬の1・8倍が必要と指摘。小瀬は地価が安く、代替駐車場が必要になるものの、現在の第3駐車場(約3万3千平方メートル)が活用できるとした。

 知事は当初、全国唯一のリニア駅直結の総合球技場を目指していた。

 だが、県は今回、新駅と小瀬とのアクセスについて、リニア開業までに新山梨環状道路東部区間が開通すれば「現在の約15分から約5分に短縮でき、利便性の差異はほとんどない」とした。

 県の住民説明では、リニア新駅周辺の大津町で交通渋滞などを懸念する反対意見が多かったが、小瀬は賛成意見が目立った。県議会も「会派を問わず圧倒的多数が小瀬支持」(ベテラン議員)。県はこうした状況を見極め、判断したとみられている。

最終更新:7/11(火) 7:55
産経新聞