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韓国の市民団体「軍艦島めぐる日本の二つの顔を世界に告発へ」

7/11(火) 10:31配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】インターネット上などで民間外交を行う韓国の市民団体VANKが11日、日本による植民地時代に朝鮮半島出身者が端島(軍艦島、長崎市)炭鉱に強制徴用された事実を日本政府が隠し続けているとして、こうした歴史の歪曲(わいきょく)を世界に知らしめる役割を担う「グローバル歴史外交大使」400人を募集すると発表した。

 VANKの朴起台(パク・ギテ)団長は「ユネスコ世界遺産委員会が2015年7月に『全体の歴史を記述せよ』との勧告を含めて軍艦島など明治日本の産業革命遺産の条件付き登録を決定したが、日本政府は依然として朝鮮人の強制労働を認めてない」と指摘し、「こうした日本の二つの顔を国際社会に告発するため、歴史外交大使を選ぶ」と説明した。

 端島炭鉱は「明治日本の産業革命遺産」(全23施設)の一つとして国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産に登録された。この時、日本の佐藤地ユネスコ大使は犠牲になった労働者を記憶するための情報センター設置などの措置を取る用意があるとしていたが、まだ履行されていない。

 VANKのグローバル歴史外交大使に志願する高校生や大学生は、16日までにVANKのホームページから応募すればよい。VANKは「端島」と題した韓国語と英語の動画を製作し、歴史外交大使が会員制交流サイト(SNS)を通じ世界へ発信できるようにする計画だ。

 歴史外交大使はまた、世界各地の教科書や世界地図、ウェブサイトで「東海」と「独島」、韓国の歴史に関する表記の誤りを探して正す活動に取り組む。韓国を訪れる外国人に韓国の歴史を正しく伝える活動も展開することになる。

 VANKは政府系の東北アジア歴史財団と共同で2011年からグローバル歴史外交大使を養成している。これまで1050人が任命された。

最終更新:7/11(火) 10:41
聯合ニュース