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(語る 人生の贈りもの)中村吉右衛門:2 4歳の初舞台、泣き続けて代役

7/11(火) 11:30配信 有料

朝日新聞デジタル

 ■歌舞伎俳優・中村吉右衛門

 初代吉右衛門の一人娘が、ぼくの実母の正子(せいこ)です。初代は母を跡取りの男の子と思って育てていたようで、実母が初代松本白鸚(当時・五代目市川染五郎)と結婚すると言うと怒っちゃいましてね。すると母は「嫁に行ったら男の子を2人産んで、1人をうちの養子に出して吉右衛門を継がせる」と言って嫁入りしたのです。母は「女の一念岩をも通す」で、男の子を2人産んだ。1942年に兄(九代目松本幸四郎)、44年5月にぼくが生まれました。
 《4歳での初舞台は、東京・築地の東京劇場。「御存俎板長兵衛(ごぞんじまないたのちょうべえ)」の倅(せがれ)長松と、「ひらかな盛衰記 逆櫓(さかろ)」の「槌松実(つちまつじつ)は駒若丸」をつとめた》
 初代のお弟子さんが化粧をしてくれましたが、駒若丸ではぼくが泣いて化粧がうまくできない。……本文:1,638文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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