ここから本文です

【インド】企業利益、4~6月は過去9四半期で最低か

7/11(火) 11:30配信

NNA

 インドのナショナル証券取引所(NSE)の主要株価指数ニフティ(Nifty)を構成する50社の総利益が、2017/18年度第1四半期(17年4~6月)は、過去9四半期で最低の伸びとなりそうだ。売り上げの伸び悩みや原油価格の低下による石油会社の在庫損失、製造分野の営業利益率の低下などが響く見込み。ビジネス・スタンダードが10日伝えた。
 地場証券会社コタック・セキュリティーズなど複数の金融機関の予測をまとめた。
 17/18年度第1四半期の総利益は、前年同期比2.6%減と、14/15年度第4四半期(15年1~3月)の41.7%減以降で最低水準となる見通し。企業別では、国営インド石油公社(IOC)や同バーラト・ペトロリアム、通信バルティ・エアテルなどが2桁減益となるもようだ。売上高も、第1四半期は8.7%増と、16/17年度第4四半期の14.1%増から伸びが鈍化するという。
 市場では、7月1日に導入された全国統一税制の物品・サービス税(GST)の警戒感から、自動車などで在庫を控える動きがあったことや、ルピー高による輸出の落ち込みなども企業の業績に影響があったとみられている。2桁成長が続く株式市場が一時的に下げ相場になるとの声も出ている。

最終更新:7/11(火) 11:30
NNA