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白星は昨季以上のペース 首位広島“プロ初100勝”に現実味

7/11(火) 12:02配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 広島は10日のDeNA戦、七回に代打バティスタが逆転2ランを放つなど5―1で快勝。DeNAの先発は昨季1勝3敗と苦手にしていた左腕の今永だっただけに、この日の勝利で広島はさらに勢いを増しそうだ。

 2位阪神が失速する今、広島にとっての最大のライバルは、マツダスタジアムを苦にせず、昨年のCSファイナルで対戦した3位のDeNAとみられていたが、この日の勝利で両者のゲーム差は10.5。ペナントは残り60試合ほど、DeNAがこれをひっくり返すのは至難の業だ。

 今季の広島は昨季以上に打線が強力。投手陣も故障離脱していた中崎が5月下旬に復帰し、セットアッパーに定着してから安定感が出てきた。ライバル球団のスコアラーは言う。

「守備、走塁もレベルが高く、選手層が厚い。この日のバティスタ、7日のヤクルト戦で抑えの小川から逆転3ランを放ったベテラン新井は他球団ならレギュラーです。チーム力は、上位を争う阪神、DeNAよりも2ランクは上とみています」

■最多は南海の99勝

 10日現在、51勝28敗2分けの貯金23。優勝した昨季は同日時点で51勝32敗2分けだから、今季は昨季を上回るペースで勝っている。昨季は7月以降、44勝22敗で最終的に89勝52敗2分けだった。

「今年はそれ以上の成績を残すでしょう。阪神、DeNA、中日はここまで広島にゲーム差を広げられるといずれ2位狙いにシフトする。広島とまともに戦わず、潰し合いと下位叩きに重点を置く。5位巨人、6位ヤクルトはもうAクラス入りさえ難しい。今年は90勝、いや100勝しても、おかしくないくらい。ペナントの楽しみはそれくらいでしょう」とは、前出のスコアラー。

 過去、プロ野球で100勝に到達した球団はない(最多は55年南海の99勝41敗3分け)。広島は残り62試合を49勝13敗で乗り切る必要があるため達成のハードルは高いが、今のセはそんな夢のような話が出るほど広島の力が抜きんでている。

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