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ライバル球団の恩師が阪神・糸井に「腹7分目」の教え 「人気球団でプレッシャーもスゴイだろうし…」

7/11(火) 16:56配信

夕刊フジ

 阪神は5日のDeNA戦(横浜)で今季最多タイの16安打の猛攻で乱打戦を制した。糸井嘉男外野手(35)は「3番・右翼」で先発出場し2安打1打点。逆転Vに向けて虎の命運を握る背番号「7」に、いまはライバルチームのユニホームを着る恩師から、アドバイスが送られた。

 初回に右前打、4回にライナーで中前打。8回にはヒットと投手牽制悪送球で三塁に進んだ上本を置き、しっかり左犠飛を打ち上げた。

 今年1月、キャンプイン直前に右膝関節炎を患い、6月には左太もも裏を痛めるなど満身創痍の状態が続く。本人も「もっと走りたいが、足がゆうこときかへんねん」と歯がゆさを感じている。

 そんな中、中日の内野守備走塁コーチを務める森脇浩司氏(56)が待ったをかけた。

 糸井とはオリックス監督時代に指揮官と選手の間柄でともに戦った。今季は同リーグの敵同士で対戦する立場にあるが、教え子の動向は「そりゃあ気になるよ」。「中日戦で活躍されたら困るけど…」と前置きしつつ、糸井の活躍のポイントを明かしてくれた。

 「もちろん全ての面で100点を出せればいいけれど、人気球団でプレッシャーもスゴイだろうしケガや故障もある。これからは常にフルで動けないことも多くなってくる」と指摘。そこで発想の転換が必要だ。

 「走攻守それぞれ70%の力で、いかに100点に近いプレーを見せられるかを模索することが大事。これが、嘉男の選手寿命を左右するポイントになるとみているよ」

 オリックス時代を振り返り「僕が嘉男を指導しただけでなく、彼から教えられることはたくさんあった。後輩にもいい手本になる選手だよ」と太鼓判を押す森脇コーチ。超人の活躍は「腹7分目のススメ」がカギを握るというわけだ。(山戸英州)

最終更新:7/11(火) 16:56
夕刊フジ