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前FBI長官が機密漏えい? =米大統領さっそく攻撃―ロシア疑惑

7/11(火) 7:39配信

時事通信

 【ワシントン時事】ロシア政府の米大統領選介入疑惑に絡み、米政治専門紙「ザ・ヒル」は9日、トランプ大統領とのやりとりを記したコミー前連邦捜査局(FBI)長官のメモ7通のうち、4通に機密情報が含まれていることが分かったと報じた。

 コミー氏は一部をメディアに漏らしており、大統領はさっそく機密漏えいだと攻撃している。

 メモは在任中のコミー氏が大統領と会話するたびに残していたもので、「フリン(前大統領補佐官)をほっておいてくれることを望む」など捜査への圧力とも取れる大統領の発言を記録。一部では大統領の司法妨害を裏付ける有力な証拠になり得るとみられている。

 コミー氏は大統領から解任された後、少なくともうち1通を大学教授の友人に渡し、マスコミに内容を伝えるよう依頼。ザ・ヒルはこのメモの中に機密情報が含まれていた可能性があると伝えている。

 コミー氏は先の議会公聴会で、友人に渡したメモは個人的な備忘録だと説明。友人もメモに機密の記載はなかったとCNNテレビに語っており、最近になって機密に指定された可能性もある。ザ・ヒルによると、連邦議会はコミー氏の対応に問題がなかったか調べる方針だが、大統領はツイッターで「コミーは機密をメディアに漏らした」と決め付け、「完全に違法だ!」と断じた。 

最終更新:7/13(木) 9:52
時事通信