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「聞き流すだけで…」 ヤクルト山田を悩ます“助言の雨”

7/11(火) 12:02配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 10日の巨人戦の四回、不振に喘ぐヤクルトの山田哲人(24)が先制の2ランを放った。が、逆転負けで連敗が8に伸びたこの試合で、山田が放った安打はこの1本だけ。4打数1安打で打率は.224、いまだリーグのワーストに沈んだままである。

 2年連続トリプルスリーの主砲はもちろん、復調に必死だ。試合前練習が始まる1時間以上も前に球場入りし、杉村チーフ打撃コーチと毎日のように早出練習。先月16日からは、新たなメニューも取り入れている。

 杉村コーチが言う。

「今まではティー打撃だけだったけど、ティーよりもう少し距離を取ってスピードの速いボールを打つ、『ショートゲーム』も取り入れた。これで速い球はもちろん、ティーと併せてやることで変化球、特に落ちる緩いボールにも対応できるようになるんじゃないかと思ってね」

 “師弟”で懸命にもがいているのだが、それでもなかなか調子が上向かないことで、2人の間にジャマが入る。球場にやってくる評論家や解説者たちが近づいてきては、ああでもない、こうでもないとアドバイスしてくるのだ。山田が冗談交じりにこう言った。

「いろんな人がいろんなことを言ってくるので、聞き流すので精いっぱい。たくさん言われ過ぎて、頭がぐちゃぐちゃになるから、あまり考えすぎないようにしたいんだけど」

 調子が良ければ、ヒントになったり、聞いたフリでごまかすことができるアドバイスも、そんな余裕がないから、いちいち耳に引っ掛かるのだろう。精神的にもまだスランプの真っただ中。主砲の復活にはまだ時間がかかりそうである。

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