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【高校野球埼玉大会】星野・清水正人捕手 強い気持ちで貴重な同点犠飛

7/11(火) 7:55配信

産経新聞

 1-2で迎えた七回無死一、三塁。代打に立った。「ラストチャンスだ」。奮い立つと、飯野監督に思い切って振ってこいと後押しされた。低めのストレートを振り抜くと打球は中堅へ。三塁から飯野が生還。貴重な同点となる中犠飛となった。

 相手は最速146キロの武南・布川。投手との距離を近づけて打つなど、速球に慣れる練習を続けてきた。打席に立つと、「やっぱり速いな」。一度は圧倒された。だが、2年半の間、共に支え合いながら打席に立てないチームメートを思い出した。「勝たないといけない」。強い気持ちがよみがえり、4球目をとらえた。

 母、美津子さん(44)は息子の姿に「普段は優しすぎるところがあるが、今日は自信を持って試合に臨んでいた」とほほえんだ。

 「武南の流した涙の分までやりたい」。この一勝をさらなる自信に変え、次の試合へと進む。(飯嶋彩希)

最終更新:7/11(火) 7:55
産経新聞