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浜松一家殺傷、長男認める 弁護側が心神耗弱主張

7/11(火) 13:58配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 浜松市北区三幸町の自宅で両親と姉、祖母を刃物で刺し3人を殺害したなどとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた無職の男(32)の裁判員裁判初公判が11日、静岡地裁浜松支部(山田直之裁判長)で開かれた。被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。弁護側は犯行当時、心神耗弱状態にあったとして減刑を求めた。

 検察側は冒頭陳述で、被告は犯行前に職場で人間関係に悩みがあったと指摘し、「自殺も考えたが、職場でのトラブルや休職していることを家族に知られてしまうと思い、家族にも死んでもらおうと考えた」と犯行に至った経緯を述べた。重傷を負った父親(61)に自首を勧められたが、車で現場から逃走したことや、事前にインターネットで凶器のサバイバルナイフを購入していたことを明らかにした。

 弁護側は犯行当時、妄想性障害の影響で善悪を判断する能力などが著しく低下していたと主張した。

 同日午後、父親の証人尋問が行われる。公判は14日まで連続4日間開廷して結審した後、21日に判決を言い渡す。

 起訴状などによると、被告は2016年4月22日午前0時半ごろから3時ごろの間、自宅で祖母=当時(83)=と姉=同(32)=、母=同(62)=をサバイバルナイフで刺して殺害し、父親に重傷を負わせたとされる。

静岡新聞社