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ロシアボリショイバレエ団の「ヌレエフ」延期、文化相が関与か

7/11(火) 12:33配信

ロイター

[モスクワ 10日 ロイター] - タス通信は10日、ロシアのボリショイバレエ団が旧ソ連時代の有名なバレエダンサーを描く作品「ヌレエフ」の初演延期を8日に発表する前、メジンスキー文化相との間で「長時間にわたる会話」があったと報じた。

ボリショイ劇場のウラジーミル・ウリン総裁は10日の記者会見で、11日から予定されていた公演の延期は、リハーサルで準備不足が明らかになったためで、来年の5月に上演されると述べていた。

しかしタス通信は、文化相に近い関係者の話として、この作品が、未成年者を同性愛にいざなう行為を禁止する法律「同性愛宣伝禁止法」に抵触することを同相が懸念していたと報じた。この法律では、未成年者を同性愛に導こうとするようなイベントや行動と当局が判断した場合、違法行為と見なされて罰金を科される。

ウリン総裁は会見で、ヌレエフの同性愛者としての側面までも描いた作品にロシア社会の保守的な人々がどう反応するかについて「最初から議論を呼ぶ人物であることは認識していた。確かに表現は難しい。拒否する人も多いテーマであることは良く理解している」と話した。

最終更新:7/11(火) 12:33
ロイター