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「脱皮すればよかろうもん」 話題のアニメ「ダッピィズ」、作者の悩みから誕生 /福岡

7/11(火) 14:32配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 「脱皮すればよかろうもん」――TVQ九州放送(福岡市博多区住吉2)の天気予報で現在放送されているアニメーション「ダッピィズ」が密かな人気を集めている。(博多経済新聞)

ダッピィズ作者の福岡県出身・谷口崇さん

 「脱皮 脱皮 ダッピィズ~ 脱皮 脱皮 ダッピィズ~」のフレーズが耳から離れなくなると話題を集めている同アニメ。独特なタッチで描かれたセミ、蝶、ダイオウグソクムシなどが軽快なメロディーで体を揺らしながら歌っている姿が何ともシュール。「九州の闇を見た気がする」「頭から離れん」とネット上で話題だ。

 同局で夕方や毎週水曜・土曜深夜の天気予報などで放送されており、手掛けたのは、福岡県出身のアニメ・イラスト作家の谷口崇さん。脚本や監督、キャラクター作画のほか、歌も担当している。

 「以前の職場で悩んでいた際、よく自分自身が脱皮するイメージを浮かべると不思議とすっきりした気分になっていたことがダッピィズ制作の原点」と谷口さん。独特なイラストとメロディーが印象を先行するが、「自分に自信が持てなくて 仲間に入れないときは 脱皮すればよかろうもん 仕事に追われる毎日で 心に余裕がないときは 脱皮すればよかろうもん」という歌詞で、悩みを抱えた人に向けて歌う応援ソングでもある。

 「『これ(ダッピィズ)を見て悩みがどうでもよくなった』というツイートも見掛けた」と谷口さん。「この作品をきっかけにポジティブになっていただければうれしい」と話す。

 7月1日からは第2弾「ダッピィズの脱皮節」の放送を開始。夏祭りで踊るダッピィズを描いた夏バージョンだ。谷口さんは「ダッピィズと一緒に踊って暑い夏を乗り切って」と笑顔を見せる。

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