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祇園祭の山鉾「マステ」品薄に 鉾町のデザイン会社の「乙女の祇園祭」新商品 /京都

7/11(火) 15:10配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 祇園祭の山鉾(やまぼこ)の一つ、函谷鉾(かんこぼこ)の町内にあるデザイン会社「フィールド」(京都市下京区四条通室町東入る函谷鉾町)が手掛けた「山鉾マスキングテープ」が現在、人気を集めている。(烏丸経済新聞)

プロジェクトを担当する田中あゆむさん

 「伝統だって、かわいくなくちゃ」をテーマに、祇園祭をモチーフにした商品を展開する同社。2012年から、各山鉾が授与する御朱印用の「乙女の御朱印帖(ちょう)」を発売。「京都に来るきっかけになった」「目的を持って山鉾巡りができた」と反響も大きいという。

 前祭(さきまつり)や後祭をイメージした御朱印や、初心者向けに山鉾の解説や御利益、豆知識などをまとめたガイドブックが付いた「御朱印ノート」(各1,620円)、手拭い(1,080円)、懐紙(650円)、鉾カード(380円)など新しいデザインの商品を展開している。

 中でも人気なのが、利用者の声に応えて製作したマスキングテープ(白・赤・紺、各550円)。そのうちの山鉾が並ぶ白のテープがオンラインショップで売り切れたほか、取扱店でも品薄の状態が続いているという。12日から同社前で行う店頭販売分は確保しているという。

 同プロジェクトを担当する田中あゆむさんは「マスキングテープが予想以上に人気で驚いた。御朱印と合わせて山鉾をじっくり見たり、祭りに興味を持ってもらったりする入り口になれば」と話す。

 函谷鉾のちまき作りなどにも参加している同社。今年は祭りの発信にも力を入れる。田中さんは「函谷鉾のパンフレットはスマホで画像を読み込むと3D画像が見られるようにしたと聞いて、新しいもの好きの函谷鉾らしい工夫に感動した」と話す。今年は、資料集めや祭りの撮影を精力的に行い「今後、鉾町に還元できるような活動につなげたい」とも。

 店頭販売は10時~17時。7月16日まで。

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