ここから本文です

自民、昭恵氏問題に踏み込む 大阪府議会の籠池氏招致

7/11(火) 13:07配信

朝日新聞デジタル

 「チェックする能力が府私学課、私学審に欠けていたのではないか」。自民党の花谷充愉(みつよし)幹事長は参考人招致後、さらに追及を続ける姿勢を記者団に強調した。

【写真】参考人招致を終え、大阪府庁を出る森友学園前理事長の籠池泰典氏=10日午後、大阪市中央区、井手さゆり撮影

 籠池氏の招致は自民が提案した。府議会では、大阪維新の会が最大会派で、自民は国政とは異なり「野党」。設置認可をめぐる府の対応の不透明さをあぶり出し、維新と松井知事への批判につなげる狙いもあった。

 自民の今西和貴府議は、党総裁の安倍晋三首相の妻、昭恵氏が籠池氏に100万円を寄付したかどうかも尋ねた。今西氏は「府民、国民の皆さんが知りたいことではないかと思った」と語った。

 一方、維新の中司宏政調会長は「新たな事実というべきものはなかった」と述べた。質問に立った維新の笹川理府議は「籠池氏は、政策決定過程が外部の力でゆがめられたとは言わなかった」と指摘した。公明党の八重樫善幸幹事長は「真相究明につながるのか疑問だったが、やはり一番聞きたいことには答えなかった」と語った。

 府議会では百条委員会の設置などで3会派が折り合わず、今月になって籠池氏招致に合意した。

朝日新聞社