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チベット高原のフフシルが世界遺産登録、人権団体は反発

7/11(火) 15:15配信

ロイター

[北京 8日 ロイター] - チベットの人権団体インターナショナル・キャンペーン・フォー・チベット(ICT)が、チベット高原のチベット人居住区である青海省フフシルを国連教育科学文化機関(ユネスコ)が世界遺産リストに登録したことに対し、遊牧民の定住政策などを推進している中国の統制強化につながるとして反対を表明した。

ICTは、世界遺産登録により中国当局が住民をフフシルから退去させることが可能となり、環境および遊牧文化に脅威がもたらされる可能性があると主張し、「ユネスコの委員会は、チベット人、特に遊牧民が野生動物保護に不可欠な土地の管理者であるという現実を無視している」と述べた。

一方ユネスコの広報担当者は、中国政府は強制退去措置を行わないと約束していると説明した。

フフシルは標高4500メートル超の高地で、この地域の固有種が生息しているほか、絶滅が危惧されているチベットアンテロープの移動ルートとなっている。

最終更新:7/11(火) 18:57
ロイター