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<ウィンブルドン>ナダル4回戦敗退、猛追届かず

7/11(火) 13:31配信

毎日新聞

 【ウィンブルドン前本麻有】テニスのウィンブルドン選手権第7日は10日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで男女シングルス4回戦などが行われ、男子は全仏オープン優勝のラファエル・ナダル(スペイン)が4時間48分に及ぶ激闘の末、3-6、4-6、6-3、6-4、13-15で第16シードのジレ・ミュラー(ルクセンブルク)に敗れた。この試合が長引いた影響で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)とアドリアン・マナリノ(フランス)の対戦は第8日に変更となった。

 女子は第14シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)が昨年準優勝で第1シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)を破るなどして、8強が出そろった。

 混合ダブルス2回戦は、プラブ・ラジャ(インド)穂積絵莉(橋本総業)組が敗退した。

 ◇試合の幕はあっけなく

 多彩なショットを繰り出すミュラーにいきなり2セットを連取され、追う展開となった。それでも今季、赤土の全仏オープンで前人未到の10回優勝を果たしたナダルは、簡単には倒れなかった。息を吹き返したのは第4セット。センター、ワイドへと強烈な第1サーブを打ち込み、ラリーに持ち込ませなかった。

 そして最終セット。試合時間が4時間以上経過していたが、ともに精度の高いサーブを放ち、ゲームをキープし合う展開が続いた。しかし、第28ゲーム。それまでナダルが一発で仕留めてきた第1サーブのコースを、ミュラーが読み切り、きっちりリターン。そこからラリーが続くと思われたが、最後はナダルが放った山なりのフォアがベースラインを越えてアウト。あっけなく試合の幕は閉じた。

 左手首の負傷のため欠場した昨季から、2年ぶりの芝での戦いは過酷を極めた。「彼の方が一貫して、私より良かった。彼を祝福してあげて」と「赤土の王者」は敗北を認めた。【前本麻有】

 ◇8強二宮組が意欲

 ○…女子ダブルス3回戦で第5シードのチェコのペアを破って初の8強入りを果たした二宮真琴(橋本総業)。バックハンドでのリターンが得意の相手にはサーブでフォア側を攻め、前に詰めてくるとロブを利かせるなどしてストレート勝ち。相手をよく知る同じチェコ人のレナタ・ボラコバが立てた作戦が「うまくはまった」と納得の勝利だった。1月の全豪オープンで4強入りした穂積・加藤(佐川印刷)ペアの名前を挙げ、「あの2人ができるなら私もできる。早く追いつき、追い越したい」と次戦へ意気込んだ。

最終更新:7/11(火) 13:49
毎日新聞