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<パンダの赤ちゃん>生後1カ月 シンシンの子育て順調

7/11(火) 18:21配信

毎日新聞

 上野動物園(東京都台東区)のジャイアントパンダの雌の赤ちゃんが生まれて12日で1カ月。母親のシンシン(12歳)の子育ては順調な様子で、赤ちゃんはすくすく育っている。体重は生後20日で、生まれた直後の4倍超になった。自然繁殖で生まれた同園のパンダは2頭目。5年前に生まれた雄は生後6日で死んでおり、飼育員らは日々、24時間態勢で見守っている。

 「ギャー、ギャー」。6月12日、5年ぶりとなるパンダの赤ちゃんの産声が、パンダ舎に設置した産室に響くと、飼育員からは「おっ」と歓声が上がったという。福田豊園長も直後の記者会見で「飼育担当チームが的確、適切に管理して繁殖期に臨んだ。出産して、非常にうれしい」と笑顔を見せた。

 福田園長には副園長兼飼育展示課長だった2012年、シンシンと雄のリーリー(11歳)の間にできた初めての赤ちゃんが、生後6日で死んでしまった苦い経験がある。「繁殖が難しい動物だと、つくづく感じた」という。それだけに「分からないことがまだまだある。成長が遅い動物なので、半年くらいは緊張する場面もある」と気を引き締めた。

 赤ちゃんは7月2日時点で体重が607.9グラムになり、白黒のパンダ模様がはっきりしてきた。一般的に生後3~4カ月で歩き始め、半年で木によじ登ったり走ったりできるようになるという。

 同園で誕生して1カ月を迎えたのは、1988年に生まれたユウユウ以来、29年ぶり。この時の飼育員は現在のチームに残っておらず、中国から招いた専門家と相談しながら、24時間態勢で見守る。

 28日から名前の公募も始まり、生後100日になる9月下旬をめどに命名される。ユウユウの時は、公募で候補を絞り込み、首相や駐日中国大使、都知事らの夫人による女性6人の選考委員会で最終決定した。ユウユウは6番目に多かった名前だったという。【柳澤一男】

最終更新:7/11(火) 18:56
毎日新聞