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グーグル「AI研究、人の関わり増やす」 透明性向上も

7/11(火) 17:10配信

朝日新聞デジタル

 グーグルは10日、人工知能(AI)に関する新しい研究プロジェクトを発表した。AIを作る上で人間の関わりを増やし、利用するデータの透明性などを高める。技術者に限らず、研究者らも利用できるものにすることが狙いだ。

 新プロジェクトは「AIの人間性に焦点を当てる」として、グーグル内外の研究者が、人間とAIとがどのように作用し合うかを探っていく。医者や技術者、農家、音楽家など幅広い職域でAIを使うための支援をするという。また、プログラミングだけでなく、AIを作るために必要なデータそのものを可視化する道具も同日、公開した。

 AIは多くのデータを読み込んで学習し、答えを見いだす。このため、データ自体や処理方法に偏りや偏見があると、性差や人種差別などにつながったり、一部の人に不利益になったりすることが懸念されている。また、AIの中で情報がどう処理されているのか外から見えにくいため、本来意図していた人間の利益にならない方向へと勝手に振る舞うことも危惧されている。(サンフランシスコ=宮地ゆう)

朝日新聞社