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避難長期化、孤立は解消へ=死亡25人、不明22人―九州北部豪雨、12日で1週間

7/11(火) 14:29配信

時事通信

 九州北部で甚大な被害を起こした豪雨から、12日で1週間。

 福岡、大分両県で少なくとも25人が死亡、福岡県の22人がなお行方不明のままで、捜索活動が続く。一方、大分県日田市で続いている住民の孤立状態は、同日中に解消される見通しだ。

 11日午後の時点で、福岡県朝倉市と日田市などで自主避難を含む約1400人が避難を続けている。多数の住宅損壊などのため避難生活のさらなる長期化は避けられず、真夏日が続く中、熱中症など体調面での不安が強まっている。

 これまでに朝倉市で19人、福岡県東峰村で3人、日田市で3人の死亡が確認された。福岡県で朝倉市の20人、うきは市と東峰村の各1人が行方不明となっており、警察や消防、自衛隊などは約1万2000人の態勢を維持して捜索などの活動に当たっている。

 両県の建物被害は計700棟近くに上り、うち全壊が約100棟、半壊約30棟。道路の寸断は約400カ所に上った。

 日田市の4カ所では110人が孤立しているが、道路の復旧により12日中には解消される見通し。福岡県内の孤立は解消された。

 JR九州によると、一部区間で運転を見合わせている久大線や日田彦山線は、橋梁(きょうりょう)の流失など大規模な被害もあり、復旧の見通しは立っていない。

 厚生労働省によると、浄水場の被害のため朝倉市と東峰村の計約2000戸が断水しており、自衛隊などの給水車が対応している。九州電力によると、被災地の停電は解消した。

 12日には安倍晋三首相が両県入りし、避難所などを訪れる予定。 

最終更新:7/11(火) 21:05
時事通信