ここから本文です

娘の「代役」が波紋=G20で米大統領

7/11(火) 14:42配信

時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領の長女イバンカ補佐官が先の20カ国・地域(G20)首脳会議で、中座した父に代わって一時大統領の席に着いて首脳らとの討議に加わったことが、米国内で波紋を広げている。

 「外交儀礼上、問題がある」と批判する声に対し、トランプ氏は「ごく当たり前のこと」と反論に躍起だ。

 米メディアによると、「アフリカ・移民・保健」に関する8日の討議中、2国間会談のため席を一時離れたトランプ氏の「代役」をイバンカ氏が務めた。ロシア代表団員のツイッターに掲載されたとされる写真で、イバンカ氏は中国の習近平国家主席とメイ英首相の間に着席。発言はしなかったという。

 議長国ドイツのメルケル首相は首脳会議後の記者会見で「首脳の不在時、誰が(首脳の)席に着くかは代表団が決める。イバンカ氏は代表団の一員だ」と述べ、問題視しない考えを示した。

 だが、米国のバーンズ元北大西洋条約機構(NATO)大使はワシントン・ポスト紙に対し、そうした場合は国務長官が代わりを務めるもので、娘に任せるのは外交儀礼に反すると指摘。「家族だからといって(代役を務める)理由にはならない」と苦言を呈した。

 これに対し、トランプ氏は10日、ツイッターで「メルケル氏は同意してくれた」と主張し、問題ないとの認識を強調した。 

最終更新:7/11(火) 14:45
時事通信