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茨城事故の内部被曝線量は今後50年で最大100~200ミリシーベルト

7/11(火) 7:55配信

産経新聞

 日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の被曝(ひばく)事故で、作業員5人の治療を行っていた放射線医学総合研究所(千葉市)の上部組織、量子科学技術研究開発機構は10日、今後50年間の内部被曝線量として最も高い作業員で100ミリシーベルト以上200ミリシーベルト未満とする推計を発表した。発がんリスクは100ミリシーベルトで0・5%上昇するという。他の作業員は10ミリシーベルト以上50ミリシーベルト未満が2人、10ミリシーベルト未満が2人。

 推計には、薬剤治療による排出分は含まれていない。「個人の医療データ」を理由に具体的数値は未公表。現在は5人とも退院し健康状態に変化はないという。

 原子力機構は事故翌日の6月7日、作業員1人の内部被曝量を1万2千ミリシーベルトと推計していた。機構は量研の発表を受け「事故当日は医療処置を急いでいた。情報の出し方について今後検証する」とコメントした。

最終更新:7/11(火) 7:55
産経新聞