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在韓米軍主力の司令部、ソウルから後方に移転 年末完了

7/11(火) 21:37配信

朝日新聞デジタル

 在韓米軍(2万8千人余)の主力、米陸軍第8軍の司令部が11日、ソウル中心部の竜山から南に離れた京畿道平沢(キョンギドピョンテク)にある在韓米軍基地キャンプ・ハンフリーズに移った。同日、新庁舎の開館式を行った。今年末までに主要機能の平沢への移転が完了する見通しだ。

【写真】11日に京畿道平沢の米軍基地で行われた米陸軍第8軍司令部の新庁舎開館式=東亜日報提供

 在韓米軍は昨年夏から、南北軍事境界線に近い前線に展開してきた主力部隊を平沢に移し始めた。平沢は朝鮮半島西側の黄海に接し、すぐそばに在韓米軍の烏山(オサン)空軍基地もある。南シナ海や尖閣諸島などでの緊張が増すなか、朝鮮半島以外に部隊を展開する事態を想定した動きとみられる。

 米韓は2003年春、在韓米軍の統廃合と移転で合意。中部の平沢などと東南部の大邱(テグ)など計5カ所への集約を急いでいる。移転費用のうち、約8兆9千億ウォン(約8800億円)を韓国が、約7兆1千億ウォンを米国がそれぞれ負担する。(ソウル=牧野愛博)

朝日新聞社