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<千葉殺人未遂>逮捕の准看護師の施設 複数の職員体調崩す

7/11(火) 21:29配信

毎日新聞

 勤務先の老人ホームの同僚に睡眠導入剤入りのお茶を飲ませ、交通事故を起こさせたとして、千葉県警は11日、同県印西市大森、准看護師、波田野愛子容疑者(71)を殺人未遂容疑で再逮捕した。ホームでは体調を崩した職員が複数おり、県警は動機や関連を捜査している。入居者の被害は確認されていない。

 再逮捕容疑は5月15日、同市瀬戸の「軽費老人ホームよしきり」で、同僚の女性(69)と迎えに来た女性の夫(71)に睡眠導入剤を入れたお茶を飲ませ、車で帰宅途中に建設業の男性(56)の車と衝突する事故を起こさせて殺害しようとしたとしている。女性は肋骨(ろっこつ)骨折の重傷、夫と男性も軽傷を負った。

 波田野容疑者は睡眠導入剤の混入は認めているというが、県警は殺意に関する認否を明らかにしていない。県警によると、先月15日、ホームの30代女性職員から「何かを飲まされて体調を崩した」と相談があり、県警は同21日、この職員に睡眠導入剤入りのお茶を飲ませたなどとして波田野容疑者を傷害容疑で逮捕していた。

 ホームによると、波田野容疑者は2015年10月から勤務。今年4月以降、被害にあった職員2人は繰り返し眠気やめまいに襲われており、他にも男女3人が同様の症状を訴えていた。波田野容疑者は不調を口にする職員に水分補給が必要だとして更にお茶を勧めていたという。寺田洋介施設長(44)は「容疑者は被害に遭った職員2人と仲が良かったので、なぜだという思いだ」と話した。【斎藤文太郎、秋丸生帆】

最終更新:7/12(水) 23:30
毎日新聞