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FRB副議長に規制緩和派 米政権、クオールズ氏指名

7/11(火) 21:54配信

朝日新聞デジタル

 米トランプ政権は10日、米国の中央銀行、連邦準備制度理事会(FRB)の理事兼金融監督担当の副議長に、元財務次官のランダル・クオールズ氏(59)を起用する人事案を発表した。クオールズ氏は金融規制緩和派で知られる。上院で承認されれば、トランプ政権が進める規制緩和の主導役となりそうだ。

 クオールズ氏はブッシュ(子)政権で国内金融担当の財務次官を務めたほか、国際通貨基金(IMF)の理事なども歴任。現在は投資ファンドを経営している。

 クオールズ氏は昨年、米ウォールストリート・ジャーナル紙への共同寄稿で、金融規制の強化による銀行の資本増強が「コスト増につながる」と指摘。FRBが金融危機後に続けていたゼロ金利政策により、「幅広い資産で投機的な取引を増やした」としており、金融引き締めに積極的とみられている。

 FRBの理事は定員7人だが、今は3人が空席となっている。イエレン議長は来年2月で任期切れとなり、トランプ氏が新たな議長を指名する可能性もある。(ワシントン=五十嵐大介)

朝日新聞社