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【F1】FIA、ボタスのスタートは「偶然」

7/11(火) 16:32配信

ISM

 FIAは、オーストリアGP決勝でのヴァルテッリ・ボタスのスタートについて、「偶然の判断」ではあるものの合法だとみなしている。

 ポールポジションからレースをスタートしたボタスは、あまりに速い飛び出しによりレースコントロールからジャンプスタートの可能性があると判断され、審議対象となったものの、すぐに違法性がないことが証明された。

 FIAによると、ボタスはレッドシグナルがすべて消えた0.201秒後に動き出しており、その後、終始リードを守ったボタスはレッドブルリンクでのレースを制した。

 ボタスのオンボードカメラによるスタートのリプレイでは、赤信号がまだ点灯している時にボタスのクルマがわずかに動いたように見える。

 しかしFIAは、クラッチ調整のため「ほんの少しだけ動く」ことをドライバーに許可しており、今回のボタスの件について次のように説明している。

 FIAは「ジャンプスタートシステムは、最後の赤信号が点灯した時点と、信号が消えた時点の間に、クルマがプリセット(非常に小さな)距離を動いたかどうかを判断している」「スタートの準備としてドライバーがクラッチ調整をしなければならない場合があるため、ほんの少しの動きを許可する必要がある」「このシステムは、フォーミュラワンが提供する公式タイミングに依存しており、20年間、運用され、極めて信頼性が高いことを証明している」とコメント。

 さらに「今日の例でいえば、ヴァルテッリ・ボタスはスタート前、この(非常に小さな)限界を超えていなかった」「簡単に言うと、ボタスは最大の精密さで信号が消える瞬間を予知し、ひときわ正確で偶然の判断をしたということだ」「信号が消える瞬間の前のあらゆる動きは、許容範囲だった」と述べている。(情報提供:GP Update)

最終更新:7/11(火) 16:32
ISM