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<巨人>7回無失点の菅野「疲れもぶっ飛びました」

7/11(火) 23:32配信

毎日新聞

 ○巨人2-0ヤクルト●(11日・東京ドーム)

 オールスター前の山場で巨人の菅野が獅子奮迅の活躍だ。中4日での登板に続き、今度は中5日となったが、7回無失点。ヒーローインタビューで拍手を浴びると、笑顔で応じた。「疲れもぶっ飛びました」

 安打を許しても、ギアを入れ替えて後続を打ち取る。六回無死一塁。前の2打席は内角球を安打された山田には徹底的に外角を攻めた。追い込むと、ボール球の直球を見せてから鋭く沈むカットボールで空振り三振。続くバレンティンも三振に仕留めるなど、危なげなく切り抜けた。

 細かな投球術もさえる。早打ちを誘おうと投球のテンポを上げ、見逃しが多いと見れば初球から簡単にストライクを投じた。「途中から良い意味で手を抜いた」。結局、三塁すら踏ませなかった。

 今季初の9連戦の真っただ中にある。開幕から中6日の登板間隔を守ってきた菅野だが、シーズン折り返しを前にフル回転で投げ続ける。「疲れているけど、そんなことを言っていられるチーム状況ではない」と強い責任感をにじませた。

 昨季の勝ち星に並ぶ9勝目。チームも今季初の3カード連続の勝ち越しを決めた。「まだまだ巻き返す余地があると信じている」と菅野。チームが苦しい時だからこそ、エースは先頭に立って鼓舞し続ける。【細谷拓海】

最終更新:7/11(火) 23:32
毎日新聞