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北勝富士、貴花田を超えた!日本出身力士最速のデビュー15場所で金星

7/12(水) 7:03配信

スポーツ報知

◆大相撲名古屋場所3日目 ○北勝富士(押し出し)鶴竜●(11日・愛知県体育館)

 前頭2枚目・北勝富士は鶴竜を破り、横綱初挑戦で初金星。初土俵から15場所での金星獲得は小錦(現タレント)の14場所に次ぐ史上2位タイのスピード。貴花田(後の貴乃花、現親方)の20場所を抜き、日本出身力士では最速だ。

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 北勝富士が目を赤くした。「(相撲は)覚えてない。がむしゃらだった」。長かった2年5か月を振り返り、涙がこぼれた。頭を低くして、ひたすら前に出る。「相手を引かせるしか僕に勝機はないですから」。鶴竜を圧倒。結びの一番前なのに座布団が舞った。

 序ノ口からはい上がった苦労人が、横綱初挑戦で初金星を獲得した。2014年秋の逸ノ城以来の快挙。初土俵から15場所目での初金星は、年6場所制となった1958年以降、大砂嵐と並び2位の速さ(幕下付け出しを除く)で、日本出身力士では最速だ。

 「記録は関係ないです。御嶽海に早く追いつきたい」。日体大2年で学生横綱、3年で国体成年の部優勝と、幕下15枚目格付け出し資格を2度も手にした。だが、4年でアマと学生の横綱を同学年の御嶽海に奪われ、序ノ口からのスタートになった。一足先に三役に昇進した新関脇とは春場所前、一緒に食事。「2人で世代交代しよう」と誓い合った。1横綱1大関を破る快進撃で資格は十分。新世代を担う力士が、また一人、頭角を現した。(秦 雄太郎)

最終更新:7/12(水) 17:07
スポーツ報知