ここから本文です

世界大会へ活躍誓う モトクロスの坂田大和君(石神二小5年)

7/11(火) 10:05配信

福島民報

 福島県南相馬市原町区の坂田大和君(11)=石神二小5年=は29、30の両日、エストニアで開かれるモトクロスの世界大会「FIMジュニアモトクロスワールドチャンピオンシップ」に初出場する。日本代表5人のうちの1人に選ばれた。「自分の活躍で古里に元気を届けたい」と意気込む。
 モトクロスは、未舗装の起伏に富んだコースをバイクで走る競技。ジュニアの世界大会は国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が年1回開催している。大和君は65ccクラスに出場する。同クラスは世界各国から約70人がエントリーしており、上位40人が決勝に進める。
 大和君は兄大輔さん(17)=原町高2年=の影響で5歳から競技に取り組む。しかし、直後に東京電力福島第一原発事故が発生し、北海道に避難。モトクロスからも遠ざかった。1年半の避難生活を経て南相馬市に戻り、念願だったバイクに再び乗る日を迎えた。
 2014(平成26)年に米国でレースを観戦し、徐々に世界を意識した。昨年から関東のモトクロスチーム「BOSS RACING(ボスレーシング)」に所属し、腕を磨いてきた。数々の国内大会で優勝するなどの実績を挙げ、今年の日本代表チームに選ばれた。
 背番号の「28」は父順一さん(44)、母貴和さん(44)の共通の誕生日「2月8日」から取った。貴和さんが「私たちも一緒に走るような気持ち」と話すと、大和君は照れくさそうに笑った。
 大和君は「ジャンプがうまく決まった時は気持ちがいい」と競技の魅力を語る。「絶対に予選を突破して世界10位以内に入りたい」と誓った。
   ◇   ◇
 大和君と順一さん、貴和さんは10日、南相馬市役所を訪れ、桜井勝延市長に出場を報告した。

福島民報社

最終更新:7/11(火) 10:44
福島民報