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【最新!年収比較】自動車メーカー平均779万円。給与が高い企業、低い企業はどこ

7/11(火) 20:35配信

投信1

日本を代表する製造業は自動車産業といっても過言ではないでしょう。今回は産業界の頂点に立つ代表的な自動車メーカーの平均年間給与と平均年齢を見ていきたいと思います。

就職で人気の自動車メーカー、平均年収はどれくらいか

自動車産業はもともと大学・大学院で機械専攻の学生の多くが目指す就職先でした。今では自動車メーカーといえば理系・文系を問わず就職で人気の企業も多いので、その年収も気になるところです。一方、歴史が長い企業も少なくありません。そうした企業の従業員の平均年齢はどの程度なのでしょうか。

下図は、2017年3月期のトヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業(ホンダ)、SUBARU、スズキ、いすゞ自動車、三菱自動車、日野自動車の単体の年間平均給与と平均年齢を投信1編集部データ分析室が作成したものです。

すると、最新の決算資料データに基づく各社従業員数を加重平均して算出した自動車メーカー8社の平均年間給与は779万円、平均年齢は40.3歳となりました。自動車メーカー従業員の平均像は、40歳で年収は1,000万円に届かずといったところです。

平均給与と平均年齢から見えること

各社の平均年間給与を比較する平均年齢が異なるために単純な比較はできませんが、若くして年収が高いのがトヨタ自動車です。平均年齢が39.0歳で平均年間給与が852万円となっています。一方、ホンダは平均年齢が45.0歳にもかかわらず平均年間給与は773万円と、ホンダより平均年齢が低い日産自動車を下回っています。

また、新型レヴォーグで話題のSUBARUの平均年齢は38.3歳と全体平均よりも若いですが、年間平均給与は675万円と特筆して高いとは言えません。業績実績や株式市場での評価なども考えると年収はもう少し高くてもよさそうなものですが、別の要因があるのでしょうか。今後どの方向にベクトルが向くのかに注目です。

日野自動車は今回ピックアップした自動車メーカー8社の中でも最も平均年齢が低い企業でした。平均年齢が低いということもあり、平均年間給与も低いのですが、平均年齢が8社中で最も高いホンダを8歳も下回るので、今後はこの若さをてこに事業をどう発展させられるのかに期待したいところです。

まとめにかえて

最近の自動車産業は、電動化(電気自動車など)、自動運転、コネクテッドカーなど、日本の自動車メーカーが強みを持っていたエンジンの研削加工や燃費競争といったガソリン車としての領域だけではなくなりつつあります。

今後は自動車産業が直面していく技術の変化や規制により、どのように競争優位を確立できるかがポイントになっていきます。そうした中で、現在のような従業員に対する処遇を維持できるのかにも注目です。

投信1編集部

最終更新:8/7(月) 18:50
投信1