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2年前、三重県が放獣のクマ 養老町で捕獲、射殺

7/11(火) 8:40配信

岐阜新聞Web

 10日午前6時ごろ、岐阜県養老郡養老町一色の山林で、養老郡猟友会員の男性(65)が、シカなどの捕獲用わなにツキノワグマの成獣一頭がかかっているのを見つけた。その後、クマは射殺された。首に発信器が装着されており、2015年5月に三重県が滋賀県に連絡しないまま県境で放獣したクマと確認された。人的被害はなかった。
 養老署や養老町などによると、クマは体長約1・3メートル、体重約80キロのオス。シカなどの有害鳥獣駆除を目的に仕掛けられたワイヤ式のわなに、左前足の一部を引っかける形で見つかった。場所は、同町一色の熊野神社から西方約50メートル、最も近い人家まで約500メートルだった。町は同猟友会の報告を受け、人身保護を最優先し殺処分を決めた。
 2年前に三重県が捕獲したクマを希少種保護のため県境で放獣した問題で、当時は発信器の発信源が海津市や養老町、大垣市上石津町付近で相次いで確認され、地元猟友会などが一斉に捜索したが、発見には至らなかった。今回見つかった発信器の個体識別番号などから同じツキノワグマと確認された。

岐阜新聞社

最終更新:7/12(水) 9:38
岐阜新聞Web