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麻薬探知犬「バリー」引退 一般家庭に引き取られ、新しい生活へ

7/11(火) 11:10配信

sippo

 長崎税関管内で約7年間にわたって麻薬取り締まりに活躍した麻薬探知犬「バリー号」が6月、退役した。鹿児島県霧島市の鹿児島税関支署鹿児島空港出張所で感謝状を贈られたバリー号は、姶良市の会社員、中西勝洋さん(52)に引き取られ、第二の「人生」を送るという。

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 バリー号はオスのジャーマン・シェパードで、2010年9月に長崎税関に配備された。霧島市溝辺町にある麻薬探知犬管理センターを拠点に管内の空港や港に派遣され、旅客や輸出入貨物の検査に従事。学校での薬物乱用防止の啓発活動のデモンストレーションでも活躍したという。

 同税関の七條秀徳・上席監視官によると、バリー号はシェパードとしてはやさしい性格で、「楽しみながらひたむきに仕事をするタイプ」。6月15日に8歳になったばかりだが、人間で言うと50歳前後。臭覚などが衰え始める年齢で、「『定年退職』を迎えた。7年間、よくがんばってくれた」とねぎらった。

 ハンドラーとして1年目のこの1年、バリー号と組んで活動した松江秀磨さん(23)も「バリーからいろいろ教わった。本当にかわいいシェパードです」と別れを惜しんだ。

 バリー号をもらい受けた中西さんは、3月に仕事で鹿児島空港出張所を訪れた際、バリー号の引き取り手を募集するチラシを見た。チラシに載っていたバリー号のりりしい表情と優しそうな目に引かれ、引き取ろうと決めたという。

 中西さんは妻の房枝さん(55)と長女の3人家族で、ウサギとラブラドルレトリバーも飼っている。中西さんは「この日が待ち遠しかった。運動不足にならないよう散歩をしっかりさせたい。家族が6人になってうれしい」と語った。

sippo(朝日新聞社)

最終更新:7/11(火) 11:10
sippo