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「パパよりジャニーズが好きな娘」に願うこと、くまだまさし子育て語る

7/11(火) 11:20配信

朝日新聞デジタル

 もうすぐ10歳ですね、娘ちゃんは。どんな子か一言で言えば、“かわいすぎる”に尽きます。2、3歳が一番かわいいなんて言われる方もいますが、ワタクシはまだまだ頂上があると、そう思っております、はい。ただ、もう小学4年生。多少お生意気ちゃんになってきたなっていうのはありますね。昔は「パパ、パパ」だったのに、今はパパよりもお友達。何か買ってもらうときだけ「パパ~」って来るから「生意気だ!」って思うんですけど、「でもかわいい!!」って結局買ってしまいます。奥さんは一応「ダメダメ、買いすぎ」って言うものの、強く止められたことはねぇです。僕が、自分には何も買わない男なんですよ。洋服も、毎日同じ服。同じものを4枚ずつ持っていて、夏はずっとこのTシャツとジーパンです。お金がかからないパパだから奥さんも黙認してくれているのかもしれません。

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 14年前に結婚して以来、365日毎日「早く家に帰りたい」って思っています。仕事の後は誰とも遊ばずにすぐ帰っちゃう。毎年、家族の誕生日と結婚記念日はお休みもいただいています。7月9日は娘の誕生日だから今年もオフにしました。でも、娘と奥さんはその日、嵐さんのコンサートに行ってしまうんですよ。今まで3人で祝ってきたのに、今ではまさしよりも、嵐。パパよりジャニーズが好きみたいですが、ワタクシはそれでもちゃんと2人のお迎えに行く予定です。確かに、ずっと「パパ~」だと、それはそれで問題ですからね。悲しいですけど、これも一つの親離れだと思うと成長を感じられてうれしいです。

 子離れですか? いや、それはしません! 親離れはしていただきたいですが、向こうに親離れされてもワタクシはね、絶対に子離れなんてしませんよ。離しません! 年頃なので「パパあっち行って」とか言うようになってきましたけど、それでも寝るときは毎日お呼びがかかります。一緒にお布団に入って、何か一つ僕がおもしろいお話をするのが習慣なんです。昨日はですね、僕の友達が小学生のときに蜂に刺された話をしました。娘は、大爆笑するまで寝ないんですよね。だけどそのまま添い寝はさせてもらえねぇです。笑ったら用済みみたいにベッドの外に出されます。

 僕が育ったくまだ家はすさまじいほどの貧乏だったんですが、なぜか笑いは絶えない家でした。僕、昔は「笑いより金だ」って考え方だったんですけど、大人になると、笑顔が多い家庭ってやっぱりいいなって思うようになって。自分が今築いている家庭も、そういう感じになっていると思います。お客様を笑わせる仕事をしていますが、僕にとっての一番は家族を笑わせること。家族を笑顔にするために仕事をしています。奥さんと出会えたから今の幸せがあるわけですが、結婚の一番の決め手は年齢でした。お互い30なので結婚しようと。まだ結婚してない人にアドバイスするなら、10人中9人が「いい子だね」って言うならゴーです。結局自分ではわからないですもんね、本当にこの人でいいのかどうかっていうのは。

 七夕ですか。願いごとをするとしたら一番の望みはやっぱり家族の健康です。仕事や自分のことがどうでもいいってわけじゃないですけど、健康だけは努力でどうにもならないですから。付け加えて言うなら、嵐よりもまさし、だったらいいですね。「楽しくて、いーっつも笑顔のパパが好き!」って娘がずっと思ってくれていたらいいなぁって思います。はい。

(聞き手・渡部麻衣子)

◆くまだまさし 芸人。1973年7月26日生まれ。家族とのエピソードは、ツイッターでつぶやくことも。

(朝日新聞デジタルのライフスタイルウェブマガジン「&M」)