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土地が安いよ 田舎においで! 北海道・帯広の業者が移住者向けサイト

7/11(火) 14:16配信

十勝毎日新聞 電子版

 帯広市の不動産業のソーラーエステイト社長の永田剛さん(57)と、デザイン事務所のエムデザイン代表の真浦綾子さん(41)は、売値が350万円以下の不動産を扱うサイト「北海道田舎暮らし不動産」を立ち上げた。市場では扱われにくい空き家や売り地に目を向け、都市部の移住者を意識して紹介している。

 真浦さんが池田町内の知人から「100万円台の安い物件がたくさんある」と聞いたのがきっかけ。空き家の問題についても人口減少だけが背後にある課題ではないと捉え、「他の不動産会社が手を出しにくい安価な物件を何らかの形で紹介できれば」と思い至った。

 その際、起業経営塾「とかち・イノベーション・プログラム」で知り合い、宅地建物取引士の資格を持つ永田さんに話を持ち掛けた。

 サイトは5月から公開。350万円以下の価格をアピールするとともに、(1)風景やロケーションが良い(2)小・中学校から徒歩で10分以内(3)100坪以上か店舗向き-の3つにカテゴリー分けしている。(1)は田舎暮らしに憧れて都会から来る移住者向け、(2)は子育て世帯向け、(3)は居住に限らず店舗を構えたい人向けとターゲットを絞った。

 現時点で池田と大樹両町内の空き家や売り地合わせて14件を101万~350万円の価格帯で、周辺の外観写真やグーグルマップのストリートビューも載せて販売している。現在、2件の買い手が見つかった。

 今後は釣りの愛好者をターゲットにしたカテゴリーを追加し、販売エリアも広げる考え。永田さんは「空き家の処分にお困りの方の相談に応じる機会が増えれば」、真浦さんは「ゆくゆくは地方の空き家を多くの人が集まる宿にしたい。移住に限らず、観光の視点も組み合わせて十勝を盛り上げていきたい」としている。

 詳細はフェイスブックの専用ページなどで。(小縣大輝)

十勝毎日新聞