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豊洲市場の「千客万来施設」 都の基本方針受け、業者が「撤退」も検討

7/11(火) 20:33配信

TOKYO MX

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 市場の移転問題に、新たな火種です。東京・豊洲市場内の観光施設「千客万来施設」を手掛ける予定の会社が「豊洲に移転した上で築地を再開発する」という東京都の基本方針が具体的になった場合、「撤退」も選択肢に入れて検討していることが分かりました。

 「千客万来施設」は飲食店やホテルが入る観光施設で、旅館や温泉施設などを運営する神奈川県小田原市の万葉倶楽部が開発を進めています。6月に小池知事が「築地・豊洲両立案」を発表したことを受けて、万葉倶楽部側は計画の具体的な説明を書面などで都に求めてきましたが、これまでに都からの返答はないということです。

 TOKYO MXの取材に対して、万葉倶楽部は「このまま計画が進むと採算が取れないので撤退という選択肢もある。東京都に振り回されている」と答えています。

 一方、豊洲新市場がある江東区の山崎区長は定例会見で、市場の受け入れは「千客万来施設の建設が条件」だとして、計画通りに施設の建設を求める考えを示しました。山崎区長は「事業者が撤退なんかされたら江東区は大変。豊洲新市場は市場機能とにぎわい施設と一緒になって豊洲新市場なんだから、片方がなかったら豊洲新市場とはいえない」と述べました。

 江東区は今後、都に事実関係と情報の提供を呼び掛けていくということです。

最終更新:7/11(火) 20:33
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