ここから本文です

住友商事とメタルワン、18年度前半めどに国内鋼管事業統合へ

7/11(火) 6:04配信

鉄鋼新聞

 住友商事とメタルワンは10日、2018年度前半をめどに両社の国内鋼管関連事業の統合に向けて検討を開始したと発表した。対等な精神にのっとり、両社および住商鋼管やメタルワン鋼管など双方のグループ会社を軸にした新会社設立などで機能・専門性を高め、国内鋼管マーケットの事業環境変化に対応していく。

 今後、統合検討委員会を設置して国内外の関係当局の承認が得られることを前提に統合諸条件を協議。両グループの鋼管事業はそれぞれ得意分野や地域エリアが異なるため、新会社の概況や統合比率など最適な統合形態の詳細を詰めていく。
 住友商事の100%子会社の鋼管特約店である住商鋼管は10年4月、住商鋼管販売(SCP)と住商パイプアンドスチール(SPS)、東洋鋼管が合併して発足した。店売りや自動車、シリンダー分野などが主力。12年7月には北海道地区におけるグループ会社鋼管販売事業再編の一環として、北海道シャーリングの鋼管部門を統合している。
 メタルワングループでは11年4月、当時メタルワン100%子会社の鋼管特約店オトフジとメタルワン本体で行っていた東京、大阪、名古屋での鋼管事業の大部分を統合してメタルワン鋼管が発足した。各種構造管のほか、造船・プラント向け配管資機材分野が強い。13年1月には、梱包・物流・建設資材の仕入れ・販売を手掛けるダイヤ資材の配管資機材事業を譲り受け、商権を拡大している。両社が単純に統合すれば売上高は1千億円規模で、商社系を含めた鋼管専業流通としては国内最大手になる。
 鉄鋼商社は、品種や分野ごとで事業統合するケースが相次いでいる。メタルワンと住友商事グループの組み合わせは、これまでコイルセンターなどに相乗り出資するケースはあったが、今回のような事業統合では初の組み合わせとなる。

最終更新:7/11(火) 6:04
鉄鋼新聞