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あなたのデータが人質に取られたら? ランサムウェアの脅威、プロが教える対策術

7/11(火) 17:00配信

BuzzFeed Japan

あなたのデータが人質に取られたら?

世界各国の企業などが被害を受けたコンピューターウィルス「ランサムウェア」。

しかし、その標的は我々個人にも向けられている。しかも日本人が…。BuzzFeed Newsは、その脅威と対策法を、セキュリティソフト「ノートン」などを展開するシマンテックのノートン事業統括本部・古谷尋さんに聞いた。【BuzzFeed Japan / 播磨谷拓巳】

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日本はインターネットセキュリティの脅威にさらされている。

そもそも日本はランサムウェアだけではなく、インターネットセキュリティの脅威にさらされているという。

「シマンテックが分析した結果(2016年まで)によれば、マルウェアの検知率から考えると、インターネットセキュリティの脅威にさらされている世界ランキングのトップ3はアメリカ、中国、ブラジル。日本は世界で9位にランクインしています」

APJ(アジア太平洋地域)だと1位は中国、2位はインド。日本は3位と高い位置にいる。

悪意のあるメールが急増。

このようなネット犯罪やネット詐欺の攻撃手段として、電子メールが増えているという。

同社調べでは、悪意のある電子メールは世界平均で2014年は244通あたり1通の割合だったが、2016年には131通のうち1通に急増。

国内でも2015年には570通あたり1通だったものが、2016年には120通あたり1通と4.75倍になっている。

これまでにも、ハッカーによる攻撃手段として使われてきた電子メールだが、その手口は巧妙になっているという。

マイクロソフトを装ったもの。オフィスソフトの授権が切れてしまうと認証を促す内容だ。

「今すぐ認証」をクリックすると、偽のサイトに誘導。ライセンス認証を装ってIDやパスワードを入力させ、アカウントを乗っ取る。

右はヤマト運輸を名乗ったもの。伝票番号や問い合わせ先などが書かれているが、すべてデタラメ。zipファイルが添付されており、これにウィルスが仕込まれているのである。

「2016年に攻撃手段として頻繁に利用されたのは電子メールでした。消費者の『このメールは開かないといけない』という気持ちを刺激するものが増えてきており、引き続き、警戒が必要です」と古谷さん。

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最終更新:7/11(火) 17:00
BuzzFeed Japan