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<高校野球>神様いる…市川口の兄、草加の弟と投手対決 見守る家族

7/11(火) 10:30配信

埼玉新聞

 (10日・第99回全国高校野球選手権埼玉大会)

 市営浦和球場の2回戦で先発した市川口の品堀葉亮(のぶあき)選手(18)は「野球の神様はいるんだなと思った」とつぶやいた。対戦校の草加に在籍する弟の雅博選手(16)も途中登板し、兄弟対決が実現。市川口が草加に勝利し、雅博選手は「兄にとって最後の夏なので、甲子園を目指してほしい」とエールを送った。

 2人はともに背番号「10」を付けてマウンドに登った。長男の葉亮選手は先発として4回1失点の好投。次男の雅博選手は九回1死三塁から登板すると後続を併殺に仕留めた。母の二葉さん(46)ら家族が見守る中、品堀兄弟は堂々とした投球を披露した。

 小学3年と2年の時に一緒に野球を始め、中学時代も同じクラブチームでプレーした。好きな投手は、葉亮選手がプロ野球・楽天の岸孝之投手、雅博選手が埼玉西武の牧田和久投手というように、兄弟の投球スタイルは異なるが、仲が良く、家でも野球に関する意見交換は盛ん。雅博選手が下手投げなのも葉亮選手のアドバイスからだった。

 2人は掃除や洗濯などの家事も分担しながら積極的に行う。だが、夏初戦での対戦が決まると「チーム事情が伝わらないように」と口数が減ったという。互いに力を出し切った対戦後、顔を合わせた2人はたたえ合い、晴れやかな表情を見せた。初戦を突破した葉亮選手は「いろいろな人が応援してくれているので、春敗れた浦和学院にリベンジしたい」と仲間や家族の思いを受け、夏に全力を注ぐ。

最終更新:7/11(火) 12:19
埼玉新聞

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