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古河テクノマテリアル、動力部品用形状記憶合金線で「ニッケル-チタン合金線」を追加

7/11(火) 6:04配信

鉄鋼新聞

 形状記憶合金・防災製品メーカーである古河テクノマテリアル(本社・神奈川県平塚市、社長・戸崎敏夫氏)は、動力部品のアクチュエータに用いるニッケル―チタン合金製の形状記憶合金線を開発し、販売を始めたと発表した。従来のニッケル―チタン合金線と比べて繰り返しの伸び縮みに強いことなどが特長。これまでアクチュエータ向けにはニッケル―チタン―銅合金を供給していたが、品ぞろえを拡充。提案の幅を広げて、今後需要拡大が見込まれる成長市場の取り込みを図る。

 同社のニッケル―チタン合金線は体内にカテーテルを入れる際のガイドワイヤや、お湯と水の双方に対応する水栓部品の混合栓などで広く用いられている。新用途の通電型アクチュエータは、形状記憶合金線に電流を流し発熱した際に発生する復元力を生かした動力部品。モータの代わりなどで、現在さまざまな分野で採用されている。
 アクチュエータ向けのニッケル―チタン合金線は繰り返し伸び縮みさせても、初期特性を維持できることなどが特長。特性維持は製法を工夫することで実現している。
 同社ではすでにアクチュエータ向けの線材としてニッケル―チタン―銅合金製をラインアップしているが、新たにニッケル―チタン合金製を発売。ニッケル―チタン製は他のアクチュエータ用の合金線と比べて、高温下での使い勝手に優れることなどが特長となっている。品ぞろえの拡充で、これまで以上にさまざまな要求に応えられるようになった。

最終更新:7/11(火) 6:04
鉄鋼新聞