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”今季最悪の予選”だったウイリアムズ。決勝ダブル入賞は「とても期待できなかった」

7/11(火) 12:57配信

motorsport.com 日本版

 ウイリアムズの副代表であるクレア・ウイリアムズと、チーフ・テクニカルオフィサーのパディ・ロウは、この3年で最も苦しんだとも言える予選の後、2台揃ってポイント圏内でフィニッシュすることができるとは、考えもしなかったと認める。

【写真】ウイリアムズのピットストップ。良いネジを締めてます

 フェリペ・マッサとランス・ストロールのふたりは、オーストリアGPの予選で振るわず、揃ってQ1敗退を喫した。しかし、スタート直後の1コーナーで発生した混乱に乗じてふたりはポジションを上げ、結局マッサは9位、ストロールは10位でチェッカーフラッグを受けた。

 クレア・ウイリアムズはmotorsport.comに対して、「驚くべき結果です」と語った。

「私は本当に満足しています。なぜなら、チームのみんなは、フリー走行1回目から本当に厳しい週末を過ごしたのですから」

「私たちにとって今季初めてのダブル入賞なんて、期待できるようなモノではありませんでした」

「スタート直後に起きた(フェルナンド)アロンソ、(ダニール)クビアト、そしてマックス(フェルスタッペン)の事故は、彼らのポジションアップを助けてくれました。彼らは揃ってクリーンなスタートを切りましたが、後方のポジションからスタートする時は、それは簡単なことではありません」

「レースも非常にクリーンなモノでしたし、エンジニアたちも彼らのレースをうまくマネジメントしていました」

 パディ・ロウは、レースを好ペースで走れたことにより、1周のペースだけが問題だと指摘。今後も調査を続けていくと語った。

「驚きだったよ。我々にとって、素晴らしいレースだったね」

 そうmotorsport.comに対して語った。

「17番手と18番手からレースをスタートしたことを考えれば、とても満足している」

「しかし一方で、我々は予選のパフォーマンスを分析せねばならない。レースでのペースは、金曜日から確認できていたモノだった。金曜日のロングランペースは、大丈夫だったんだ。でも燃料が少ない時のペースだけが問題だ」

「データを分析して、それを理解するためには、何日かを費やす必要がある。予選でマシンをうまく走らせることができないということは、今年初めてのことだ」

 前戦まで2戦連続でリタイアに終わっていたマッサは、今季5度目の入賞を果たした。レースになってペースを取り戻せたことについては満足したと言うマッサだが、予選ペースの不安は”受け入れられない”と語った。

「クルマは本当にうまくいっていた。僕は素晴らしいスタートを決め、最高の1周目を走ることができたんだ」

 そうマッサは語る。

「レースでは、クルマは思った通りに動いた。しかし、予選では全くダメだった。これは実に残念なことだ」

「レースではクルマがしっかりと働き、予選では働かない。つまり僕らは、もっとクルマのことを理解する必要があるということだ。僕らは本気で改善しなければいけない」

Lawrence Barretto