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東海大福岡に逆転の神宿る!? 世界遺産に沸く宗像から初の「夏切符」へ、逆転で好発進

7/11(火) 7:00配信

西日本スポーツ

 今夏も神懸かり!? 福岡大会は、今春選抜8強の東海大福岡が逆転勝利で3回戦に進出。先発したエース右腕の安田大将(3年)が初回に2点を失いながら、2回以降無失点。同点の8回に4番遠藤秀斗(同)が右前適時打を放ち、北筑に3-2と逆転勝ちした。東海大福岡のある宗像市は、沖ノ島と関連遺産群として宗像大社沖津宮(おきつみや)などの世界遺産登録が9日に決まったばかり。歓喜に沸く同市から初となる夏の甲子園を狙う。

【写真】早実を破った後、清宮に握手を求める東海大福岡ナイン

初戦北筑に3‐2

 世界遺産登録に沸く宗像から初の「夏切符」へ好発進だ。選抜8強の東海大福岡が、得意の逆転勝ちで北筑を撃破。「夏の厳しさをあらためて感じたが、(選抜の)大舞台は大きな経験になっている」。杉山監督は選手の底力をたたえた。

 初回に連打とスクイズに失策などが絡んで2点を先制されたが、エース安田は「投球内容が悪かったわけではないので、焦らずに投げた」と動じなかった。杉山監督の「ここからだ」という言葉を胸に、2回以降は相手を散発5安打に封じた。

 安田の踏ん張りに打線も応えた。4回まで北筑先発の秋山の前にわずか2安打だったが、5回に有安の適時打で1点を返すと、7回は北川と橋本の長短打などで同点。8回は1死二塁から4番の遠藤がスライダーを右前へ運んで勝ち越した。

 決勝打の遠藤は「きちんと後ろにつなごうと思った」と振り返る。安田を中心に接戦をものにするのが、現チームのスタイル。昨秋の九州大会も初戦から3戦連続の逆転勝ち、しかも全て1点差の勝利で決勝進出。今春の選抜切符をつかんだ。

 32年ぶりの選抜では清宮幸太郎を擁するV候補の早実(東京)にも逆転勝ち。高校野球ファンを驚かせたが、同じ選抜8強の福岡大大濠などライバルがひしめく福岡は全国屈指の激戦区。ナインは「夏は厳しい」と自覚して練習に打ち込んだ。

 「夏は『打倒大濠』を果たして、甲子園に行きたい」。昨秋の九州大会決勝では1点差で屈したライバルへのリベンジを、安田はあらためて宣言した。互いに順調に勝ち進めば、決勝で対戦。雌雄を決して、夏の甲子園への扉を開く。

同校OB、元日本ハムの神島崇氏は父親が宗像大社の元宮司

 ◆「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県宗像市、福津市=写真) 日本が推薦した全8資産の世界遺産登録が9日に認められた。宗像市の沖ノ島と三つの岩礁に加え、本土の宗像大社辺津宮(へつみや)など諮問機関から除外勧告を受けていた4資産も逆転登録。12日に世界遺産一覧表に記載される。宗像市田久にある東海大福岡は、宗像大社の南東7キロほどに位置する。同校出身で元日本ハムの左腕、神島崇氏は父親が宗像大社の元宮司。2000年にドラフト6位で日本ハムに入団し03年に引退した。

西日本スポーツ

最終更新:7/11(火) 7:00
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