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公立小中学校の空調設置率、佐賀県内47.2% 自治体で差

7/11(火) 11:06配信

佐賀新聞

 文部科学省がまとめた全国公立学校の空調(冷房)の設置状況で、佐賀県は小中学校の普通教室の設置率が47・2%だった。全国平均(49・6%)をやや下回り、沖縄を除く九州で福岡県に次いで2番目に高い。8市町が全室導入した一方、整備が進んでいない地域もあり、自治体間の学校施設環境の差が示された。

 調査は3年に1度実施していて、今年4月1日現在の全ての教室数と冷房設置教室を算出した。佐賀県は前回(2014年)の設置率18・7%から大幅に上昇し、全国では高い方から18番目となった。小学の設置率39・4%に対し、中学は66・0%に上る。

 吉野ケ里町など県内3町の町立小中学と県立4中学は前回調査と同様に設置率100%。今回調査までに多久市、神埼市、嬉野市、江北町、玄海町の5市町も整備を済ませた。

 学校の冷房設置は地方選で争点化するケースもある。鳥栖市は橋本康志市長が選挙公約に掲げ、市議会での議論なども踏まえて14年度に全ての普通教室に備えた。設置率6・1%にとどまる唐津市は、峰達郎市長が1月の市長選で公約に盛り込み、整備に向けた計画を本年度中に策定する方針で調査を進めている。

 設置率が1割に満たないのは5自治体。伊万里市は前回調査では小学校1校が冷房付きの仮設校舎だったため今回は下がり、1・8%になった。市教委は「安全確保の観点から校舎の耐震化工事を優先せざるを得ない」とする。大町町は本年度に小中一貫の1校で空調を整備する。教室数が最も多い佐賀市は18年度までに全ての小中学に設置する計画。

 調査の小中学以外では、特別支援学校で佐賀県の普通教室の設置率が91・7%となり、全国平均81・0%より高く、3年前の前回より3・5ポイント上昇した。幼稚園は保育室の設置率が前回より8・6ポイント増の59・6%で、全国平均59・9%と並んでいる。

■県立高は36校中21校 費用、大半が保護者負担

 佐賀県立高校の空調(冷房)状況は、4月1日現在で全36校のうち21校が普通教室に設置する。義務教育の県内市町立小中学が公費で整備しているのに対し、高校はほとんどが設置から維持管理まで保護者負担となっている。

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最終更新:7/11(火) 11:06
佐賀新聞