ここから本文です

ルノー 新型ルーテシア ルノースポール(R.S.)試乗レポート|デビュー4年目で益々円熟味を増した“ホンモノ”のスポーツハッチ

7/11(火) 16:54配信

オートックワン

ルーテシアR.S.が新採用した、フォグランプの意外過ぎる形状とは

この手があったか!

ルノー新型ルーテシア ルノースポール(R.S.)に初めて対面して、思わず口に出たのは少々使い古されたこの言葉だった。

ルノー 新型ルーテシア ルノースポール(R.S.)フォトギャラリー

マイナーチェンジはボディの基本骨格やドアパネルは基本的に変えられない。その中でいかに新しさを出すかがキモになる。ここでルノーのデザイナーは大きな仕事をやってのけた。ヘッドランプの下に位置するフォグランプがチェッカーフラッグスタイルになっていたのだ。ルノースポールは以前からこのグラフィックを多用してきた。かつてはボディの一部にデカールであしらった車種があったし、現在でもプロモーションビデオの最初に使われている。でもそれをフォグランプに起用するとは。

しかも説明を見るとこれ、フォグランプだけでなくデイタイムポジションランプ/ハイビーム/コーナリングランプとしても機能する。そのため「R.S.ビジョン」という名前が与えられた。

今回のマイナーチェンジではヘッドランプがフルLEDとなってもいる。R.S.ビジョンと形をそろえた3個のライトをCシェイプが囲むレイアウトで、ロー/ハイビームを担当する。合わせてフロントバンパーも一新した。

灯火類は明るさや角度などの基準が厳しく決められていて、自由な造形ができるわけではない。その中でここまで遊び心を盛り込んだルノーはさすがだと思うし、従来型のユーザーは後付けしたくてたまらないだろう。

スポーツモデルR.S.の中だけで3グレードもわざわざ用意する理由

箱根で行われた新型ルーテシア ルノースポール(R.S.)試乗会で用意されたのは、3タイプが用意される車種のうち中核となるCHASSIS CUP(シャシーカップ)だった。これも今回のニュースだ。デビュー当初にCHASSIS SPORT(シャシースポール)とともに設定していたものの、TROPHY(トロフィー)と入れ替わりに販売終了となっていたシャシーカップが復活したのである。

つまり新型ルーテシアR.S.は3グレードある。国産スポーツモデル並みのワイドバリエーションだ。さらにうれしいのは全車値下げとなり、シャシースポールは284万円と、300万円を大幅に切ったことだ。日本は世界で3番目にR.S.が売れている国という話を以前聞いたけれど、さらに上を目指すようだ。ちなみにシャシーカップは309万円、トロフィーは329万円となる。

5ドア右ハンドル2ペダルという仕様は以前と同じ。インテリアはシートのファブリックが少しざらっとした、滑りにくそうな素材になり、ヘッドレストに入るR.S.の文字が赤くなったことが以前との違いだが、それよりも毎度のことながら、スポーツモデルらしからぬ快適性に感心する。

シャシースポールとカップが200ps、トロフィーが220psという1.6リッター直列4気筒ターボエンジンと、ルノーではEDC(エフィシエント デュアルクラッチ)と呼ぶ6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせたパワートレインは以前と共通だ。

でもひさしぶりに乗ったルーテシアR.S. シャシーカップは以前より静かに感じられた。旧型から引き継がれた“R.S.ドライブ”をノーマルモードにセットすると、サウンドの雑味がなくなり、上質感が増した。スポーツモードに切り替えると、エンジンやトランスミッションのレスポンスが鋭くなるとともに、アクセルペダルを閉じるとボボッというレーシーな響きを届けてくるのだが、これもクリアに聞こえるようになった。

1/2ページ

最終更新:7/11(火) 16:54
オートックワン

Yahoo!ニュースからのお知らせ