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マグヌッセン、リタイア原因は予期せぬ油圧配管の裂開であることが明らかに

7/11(火) 16:32配信

motorsport.com 日本版

 マグヌッセンは、スタートから29周まで11番手を走行していたが、突然油圧装置のトラブルに見舞われたことでスローダウンし、ピットに帰還するもそのままリタイアとなった。

写真:3台の多重クラッシュが起きた第1コーナー。飛び散ったデブリはアウト側にいたマグヌッセンの元に

 レース後、チームは問題の調査に当たった。チーム代表のギュンター・シュタイナーは、マグヌッセンのリタイアについて、別のパーツと擦れたことにより、DRSシステムに関連する油圧の配管が裂けてしまったのが原因であったことを明らかにした。

「油圧の配管が裂けてしまったのだ」

「配管はDRSシステムに繋がっていた。それが裂けたことによってフルードが漏れ出し、油圧で作動するシステムが全て作動しなくなってしまったのだ。油圧システムを失った彼は、ギヤシフトすることもできなかった」

「配管は別パーツのワッシャーに接触していたようだった。振動によってそのワッシャーと配管が擦れたことで、配管が裂けてしまった」

 シュタイナーはこのような前例のないトラブルであったと語った。その原因がバクーで投入した新しいデザインのリヤウイングが関連しているのではないかと考えているようだ。

「バクーで新しいリヤウイングを投入していたため、それが原因になったのではないかと見ている。今後に向けて修正を行うつもりだ」

 シュタイナーは、マグヌッセンがトップ10に入る可能性があったことを疑っていないようだ。しかし、そのトラブルとは別に、マグヌッセンはオープニングラップでトラック上で発生したデブリがラジエーターに引っかかったことにより、オーバーヒートにも悩まされていたことを明らかにした。

「彼は9位か10位でレースを終えるはずだった」

「しかし決勝開始早々からマシンはオーバーヒート気味だった。もしトラブルがなければ、もっとアタックすることができただろう」

「オープニングラップで彼の冷却ダクトにデブリが入り込んでしまっていたのだ。そもそも彼にとって不運な1日だった」

 一方のマグヌッセンのチームメイトであるロマン・グロージャンは、メルセデスとフェラーリ、レッドブルの直後である6位に入賞した。

「この上ないことだ」

「もう一方のドライバーは最高だった。これはこれで喜ばしい。ロマンは良い仕事をしたし、何もかもがうまくいった」