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ノーベル医学・生理学賞 山中教授が高岡で講演/富山

7/11(火) 9:42配信

チューリップテレビ

 iPS細胞の研究で2012年にノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥(やまなか・しんや)教授が高岡市で講演を行い、研究の現状や目標を掲げて努力することの大切さを伝えました。

 「(これまで講演は)どうしても関西や東京に限られていたが、今回支援してくださる方からお話を頂いて、非常にありがたいなと」(山中教授)

 高岡市で開かれた講演会は、山中伸弥教授の研究を支援する県内の有志が企画したものです。
 研究で多忙な山中教授が地方で講演を行うのは珍しいということで、2000を超える応募があり、その中から抽選で選ばれたおよそ500人が参加しました。
 山中教授の研究グループは、iPS細胞の作成に世界で初めて成功し、2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞しました。
 ヒトの皮膚や血液から作られるiPS細胞は、体中のどんな細胞にも変化させることができるもので、傷ついた臓器を復元する再生医療の実現やこれまで治療法の無かった難病に効く新たな薬の開発につながるとして大きな期待が寄せられています。
 10日の講演で山中教授は、研究者になるためアメリカに留学していた際に指導者に言われた言葉が自分のモットーになっている話しました。
 それは、vision&workhard、しっかり目標を決めてそれに向かって頑張りなさいという意味だそうです。
 山中教授は、iPS細胞の研究はこの10年でずいぶん進んだがこれからの道のりの方が長いとして、『この技術で今は治らない病気を克服することが私たちのビジョンです』と話しました。
 また、講演に先立って行われた記者会見では、富山の子どもたちにエールをおくりました。

チューリップテレビ