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日本、シンガポール、中国、タイ……マクラーレンのザク・ブラウン、”F1アジアツアー”の実現を望む

7/11(火) 18:20配信

motorsport.com 日本版

 マクラーレンのエクゼクティブ・ディレクターであるザク・ブラウンは、F1が大きく発展できる地域はアジアであると、自身のブログで持論を展開した。

【スケジュール】2017年のF1開催カレンダー

「日本では、長年鈴鹿で成功してきた事例がある。鈴鹿は、F1にとって素晴らしい場所だ。ドライバーたちはそのサーキットを愛し、このスポーツにとって真の遺産だと言えるだろう」

 そうブラウンは語る。

「また、シンガポールもカレンダーの中で最も重要なレースのひとつであると言えるだろう」

中国で2グランプリを開催すべき

 日本とシンガポールの成功例の次にブラウンが目を向ける国。それは中国だ。中国ではすでに上海でグランプリが開催されているが、北京など他の都市でふたつ目のレース開催を目指すべきであると、ブラウンは語る。

「アジアで最も大規模な経済を誇る中国には、ふたつ目のレースを開催する余地があると思う。もちろん、上海でのグランプリはすでに確立されている。しかし、北京のような別の大都市で、レースの可能性を探るべきだ。あるいは、無錫(むしゃく:中国江蘇省)のような野心的かつ成長し続けている都市で、公道レースをやってもいい」

 F1を開催することで、無錫のような都市の西洋での認知度を上げられると、ブラウンは考えている。

「その都市は、西洋人によく知られた都市ではないが、大きく成長を遂げている商業面の拠点である。驚くべきことに、スヌーカー(ビリヤード)は、中国で大きな成功を収めている。無錫は上海とともに、その成長をけん引してきた都市だ」

 また、中国の都市間で、F1開催を競合することは、F1全体の利益を拡大する上でも重要だと言う。

「世界でも最も印象的で豪華なサーキットで行われる上海のグランプリは、F1についてとても排他的で高価であると評価しているだろう。一方で、中国の都市同士が競争することで、このスポーツに我々が留まりたいと思う新しい”価値観”をもたらすはずだ」

”F1アジアツアー”の実現を熱望

 またブラウンは、中国だけでなく他のアジアでのグランプリも増やすことで、”アジアツアー”を実施すべきだとも語る。

「通常のF1世界選手権の一環として、シンガポール、日本、中国での2戦、そして他の2つくらいの会場も加え、”F1アジアツアー”が実施できたらいいと思う」

「個人的には、タイのバンコクでのレースを見てみたい。素晴らしい都市だし、F1にとっては新しい会場でもある。ユニークで特別なモノを生み出すことができるだろう」

「バンコクでのストリートレースを想像できるだろうか? 私は、もし実現すれば、それは本当に信じられないような何かになると思う」

「チェイス・キャリー(F1新会長)やショーン・ブラッチズ(コマーシャル面の責任者)のような、エンターテイメントのビジネスに精通している人たちが、これに興味を持っているのはいいことだ。そして、これらの地域でスポーツを成功させることについて、本当の意味での決意を持っていると思う」

 またブラウンは、2011年から2013年にF1を開催した、インドに戻ることも望んでいるという。

「インドにも戻れたらいいと思う。ドライバーたちが気に入っていたコースがあるし、ファンにも好評だった。それほど前の話じゃない。しかし、必要とされる”勢い”が増すことはなかった。スポンサーやパートナーにとって、ニューデリーに近いということは、とても重要なことだ。だから近い将来、そのレースが復活してほしいと思っている」

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