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総合失調症メカニズム解明へ 富山大などが世界初の発見/富山

7/11(火) 23:35配信

チューリップテレビ

 富山大学などの研究グループは、『脳の凹凸の形状』と『統合失調症の発祥リスク』に関連があるとした世界初の研究結果を発表しました。

 今後、統合失調症の発症メカニズムの解明や、早期診断法の開発につながることが期待されます。
 富山大学附属病院・神経精神科の笹林大樹助教などのグループは、統合失調症を発症する恐れがある人たちを対象に、MRIを用いて脳の表面の入り組み具合を調べました。
 すると、統合失調症に関して2つのことが分かったと言います。
 「統合失調症の発症リスクが高い人を集めた群と健常者の方を集めて、脳のMRIのデータを使って、脳の表面の入り組み具合を調べました。1つとしては、統合失調症のリスクが高い群の方は健常者の方と比較して、脳の広い領域で、脳のいりくみ具合が複雑であった」(富山大学附属病院・笹林大樹助教)
 二つ目は、統合失調症にかかるリスクがある人の中でも、『のちに発症した』人と『発症していない』人に分類。
 『のちに発症した』人は、『発症していない』人に比べ、左の脳の後ろの部分の表面の入りくみ具合が複雑であることが分かりました。
 統合失調症はその発症メカニズムや病態生理が十分に明らかにされていません。
 今回の研究結果は、今後、統合失調症のメカニズムの解明や早期診断法の開発につながることが期待されます。
 「こういうような研究がどんどん進むことによって、いろんな指標組み合わせて、発症を予測できれば、早期診断に結びつくのかなと思います」(富山大学附属病院・笹林大樹助教)

チューリップテレビ