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終わらないリタイアの連鎖……フェルスタッペン「自信を失い始めている」

7/11(火) 20:05配信

motorsport.com 日本版

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、クラッチの問題でスタートに失敗した後、最初のコーナーで追突され、その影響でリタイアを強いられることになってしまった。これでフェルスタッペンは今季5度目のリタイア。しかも直近3レースは連続でのリタイアである。

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 終わりの見えないこの状況に、フェルスタッペンは物事が変わるはずだという信念を失い始めていると語る。

 現状についてどう感じているかと、オーストリアGPのレース後に尋ねられたフェルスタッペンは、次のように答えた。

「実際にはかなり落ち着いていたんだ。しかし、起きたことはとても残念だ。こういったことが続くと、自信を失う。僕自身にはどうすることもできないのに、こういうことが起き続けるとね」

 何が自信を奪っていると考えているのか、さらに尋ねると、フェルスタッペンは次のように答えた。

「今置かれている状況にだよ。その想いは理に適っていると思う」

「この状況は、ある時点で終えなきゃいけない。僕は彼らがいつも、最高の仕事をしてくれていることを知っている。でも、それとは別問題だ。だから本当の意味で修正することはできない」

クラッシュは無関係

 フェルスタッペンは、スタート直後の1コーナーで、ダニール・クビアト(トロロッソ)の追突を受けたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)に巻き込まれるような形でクラッシュ。マシンにダメージを与えた。しかし彼は、それ以前から抱えていたクラッチの問題により、リタイアに追い込まれたと考えている。

「スタートの時には、すでにクラッチにトラブルがあった」

 そうフェルスタッペン語った。

「フォーメーションラップで、何かがおかしいことに気付いたんだ。グリッドから離れた時、マシンが揺さぶられるような状態だった。良い感じじゃなかったね」

「実際のスタートでは、クラッチを繋ごうとしたら振動し始め、そしてバイブレーションが起きた。簡単に言えばね。その後、クルマはアンチストールに入ってしまった。しかし、おそらくそれまでに何かが壊れていたんだろう。そして、漏れが始まったんだ。だから、僕は決して完走できなかっただろう」

「クラッチが滑り、そして漏れ始めたら、それでゲームオーバーだよ」

チーム首脳陣の謝罪

 フェルスタッペンによれば、チーム代表のクリスチャン・ホーナーと、レーシングアドバイザーのヘルムート・マルコから、謝罪を受けたという。しかし彼は、このような状況では、言葉は何の意味も持たないと語った」

「こんなに多くのDNFを経験したことはないと思う」

 そうフェルスタッペンは言う。

「最大でも、1シーズンに3回か4回くらいだろう」

「僕は何て言えばいいんだ? 『ごめんなさい』と言われても、僕をどこかへ連れて行ってくれるわけではない。モナコ以来、僕は1ポイントも獲っていないんだ!」

Jonathan Noble