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スーパーフォーミュラ次期マシンは「2019年導入を目標に検討中」とJRP社長語る

7/11(火) 20:25配信

motorsport.com 日本版

 2017年スーパーフォーミュラ第3戦が開催された富士スピードウェイで、同カテゴリーをプロモートする日本レースプロモーション株式会社の倉下明社長は、現在のSF14に代わる新型マシンを2019年シーズンから導入する方向で調整に入っていることを明らかにした。

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 土曜日に行われたプレスカンファレンス「サタデーミーティング」の後、集まった記者団とのやり取りに答えた倉下社長は、次期マシンの導入について、次のように語った。

「まだエントラントさんやメーカーさんとも話をしている段階で、はっきりしたことは決まっていませんが、2019年に導入する方向で進めています」

 今年も国内のみならず世界各国から強豪ドライバーが集まり、熱戦が繰り広げられているスーパーフォーミュラ。2014年からダラーラ社製の「SF14」が導入され、各サーキットで続々とコースレコードを塗り替え、一時はF1よりもコーナリングスピードが高いと世界から注目を集めた。

 しかし、この車両も今年で導入4年目。FIAが定める安全基準も年々高まってきており、それを満たした新マシン導入も急務となっているようだ。

「基本的にはSF14がとてもいいクルマなので、ゼロから製作し直すよりは、コスト的に今のクルマをベースにしたものがいいのですが、新しい安全基準を満たすことも重要ですので、それを含めて、各所と話をしています」

 また、検討段階ではあるものの、オーバーテイクの機会が少ないことも現在の課題としており、DRSを含め様々な方法も検討しているという。

「ダラーラさん側が、オーバーテイクがないとレースカテゴリーって上手くいかないんだということを強く意識していました。今のクルマは背後につきにくて、追い抜きが難しくなっています」

「新しい安全基準もあるので、モノコックを新しくすることに伴い、空力面も見直すことになると思います。まだ細かいところについては、調整中ですが、DRSとかも検討はしています」

「F1を始め各カテゴリーが進化していく中で、スーパーフォーミュラだけが取り残されるわけにはいかないので、ある程度のパフォーマンスを前提としたマシンにしていきたい思っています」

 気になる車両のコンストラクターだが、今回もダラーラにお願いをする方向で進んでいるとのことで、まだまだ詳細を詰めなければいけないところもあるが、来年の夏にシェイクダウンを行う方向で準備を進めていると語った。

「ダラーラ以外にマシン製作をお願いする可能性は今のところないです。すでにラフ案もいただいていますし、ほぼ前回(SF14導入時)と同じようなスケジュールで進んでいます」

吉田知弘