ここから本文です

【MLB】“超新人”ジャッジ「重圧なかった」 47発で総飛距離6.3km、驚異の本塁打競争

7/11(火) 12:32配信

Full-Count

最高飛距離は156メートル超、本塁打競争初制覇でパワー見せつける

 MLBの第88回オールスター戦のホームラン競争が10日(日本時間11日)にマイアミのマーリンズ・パークで行われ、今季メジャーを席巻しているアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が初優勝を飾った。

【動画】これが驚愕の156メートル弾! ホームラン競争初制覇のジャッジが驚異のパワー見せつける

 第1ラウンドでは、昨季覇者ジャンカルロ・スタントンが敗れる波乱。ジャスティン・ボーアと対戦したジャッジは23本-22本というハイレベルな争いを制した。第2ラウンドでは、この日の最強飛距離513フィート(約156.4メートル)の超特大弾を放つなど、コディ・ベリンジャー(ドジャース)との“驚異のルーキー対決”に13-12で勝利して決勝進出。最後は、ミゲル・サノ(ツインズ)を11-10で破り、“初タイトル”を獲得した。

 終了後の会見では、「外野全てを使おうと思っていた。プレッシャーは全然感じていなかった。優勝しようとか何も期待はしていなかったし、自分がどこまでできるかやってみようと思っただけ」と話したジャッジ。「ダニーロ(・バリエンテ打撃投手)が、自分のバットの芯に当たる場所を見つけて、上手く投げてくれただけだよ(笑)」とパートナーに感謝した。

 4分間で何本の柵越えを打てるかを争う形式で、選手は時計を止めてタイムアウトを取ることも出来るが、「タイムアウトを使うタイミングは大きかった。特に第1ラウンドで。自分は打席に立ったら集中してしまうので、(チームメイトの)ベタンセスやカストロに頼んで、傍から見て休みを入れた方が良さそうだったら教えてもらうようにしていた。彼らの助けも大きかったよ」とも明かした。

前年覇者のスタントンには「実際に間近で見て感動した」

「本当に楽しかったし、信じられないくらい最高の経験だった」

 こう話したスーパースター候補は、昨季覇者のスタントンと談笑する場面もあり、「(スタントンの打撃は)見ていて楽しかった。実際に間近で見て感動した」と目を輝かせた。MLBの解析システム「スタットキャスト」は、ツイッターでジャッジが47本塁打で総飛距離3.9マイル(約6.3キロ)を記録したと紹介した。

 今季メジャートップの30本塁打を放ち、打率はア・リーグ3位の.329、打点は2位の「66」。OPS(出塁率+長打率)は1.139と驚異の数字を誇る。3冠王や、2001年のイチロー外野手以来となる史上3人目の新人王&MVPのダブル受賞にも期待がかかる“超新人”。初のオールスターで、まずはホームラン競争でその実力を存分に発揮した。

【第1ラウンド】
ミゲル・サノ(ツインズ)11本 ◯

マイク・ムスタカス(ロイヤルズ)10本

ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)17本 ◯

ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)16本

チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)14本

コディ・ベリンジャー(ドジャース)15本 ◯

ジャスティン・ボーア(マーリンズ)22本

アーロン・ジャッジ(ヤンキース)23本 ◯

【準決勝】
ゲーリー・サンチェス 10本

ミゲル・サノ 11本 ◯

コディ・ベリンジャー 12本

アーロン・ジャッジ 13本 ◯

【決勝】
ミゲル・サノ 10本

アーロン・ジャッジ 11本 ◯

佐藤直子●文 text by Naoko Sato

最終更新:7/11(火) 12:32
Full-Count