ここから本文です

「早く見つかって」不明者の捜索続く、九州豪雨 避難者なお1500人

7/11(火) 14:46配信

西日本新聞

 九州豪雨で甚大な被害が出た被災地では11日も、朝から自衛隊、消防、警察などによる懸命の捜索が続いた。福岡、大分両県では、自宅を失うなどした1532人が避難所での生活を続けている。両県では同日の最高気温が30度を超えることも予想され、熱中症への注意が必要だ。

⇒【画像】集落に取り残されていた犬と出会い、笑顔を見せる女性

 いまだ20人以上の安否不明者がいる福岡県朝倉市では、2381人態勢で捜索。同市杷木星丸の現場では午前7時半すぎから自衛隊員が川で不明者を捜した。現場近くの道路には地域住民が被災者に炊き出しをする姿も。参加した女性(68)は、「みんな疲れているが、不明者が早く見つかってほしい」と話した。

 女性2人が行方不明になっている同市杷木林田でも、時おり雨が降る中、自衛隊と地元消防団らが自宅周辺を中心に重機とスコップで土砂を掘り起こした。

 11日正午までに確認された死者は朝倉市19人、同県東峰村3人、大分県日田市3人の計25人。うち身元が確認できたのは17人で1人は有明海で発見された。有明海では他に4人の身元不明遺体が見つかっている。

 気象庁によると、九州北部地方では12日朝にかけて局地的に雷を伴った強い雨が降る恐れがある。最高気温も大分県日田市で32度など、高温となることが予想される。

=2017/07/11付 西日本新聞夕刊=

西日本新聞社

最終更新:7/11(火) 14:46
西日本新聞